沖縄に移住した早期定年退職者がネットビジネスで月利100万円を目指す

ゴールデンルールを実践し、自分年金を作るために日々奮闘しています。For visiters from overseas: I am afraid this blog is written in Japanese only.

自己啓発

「こうすべきである」という呪縛から解放されれば人生は楽になる

他人から自分の悪いところを指摘されたとき、「うるさいなあ」「そんなことわかっているよ」ととらえると、気分がローになります。

「自分のことをよくわかって指摘してくれている」と思い、あえて言ってくれているんだととらえると、気分はローになりません。

私たちがストレスに感じるのは、この「捉え方」が大きく影響していて、同じ出来事に遭遇しても、その出来事の捉え方によって、気分が上下します。

 

バスに乗り遅れてしまったら?

運がいい悪いも同じで、「運がいい」と思う人たちは、起こったできごとから自分にプラスになる目的を見出し、反対に「運が悪い」と思う人たちは、マイナスの目的をみいだす傾向があります。

バスに乗り遅れてしまった時に、

プラス思考

しかたがないや。歩いて運動不足を解消できると考えよう。天気もいいし気分転換にもなるし。

マイナス思考

帰りがけに上司の●●さんがは話かけてきたからだ。ほんとに●●さんは空気が読めない人なんだから嫌になる。

といった具合です。

 

もちろん状況によっては、プラスの気分になれないことはあると思います。

しかしながら、普段の生活で起こり得ることであれば、プラスの意識を持つだけで気持ちが楽になります。

そして、気持ちが楽になればなるほど、プラスに考えられる機会が増え、プラスのスパイラルが生まれます。

 

思考グセは意識的に変えていける

このような思考グセは、性格や今まで育った環境に左右されることも多いのですが、意識的に変えていくことができます。

物事には多面性があり、すべてのことに良い面と悪い面が存在します。

良い面を見るようにする、自分にとって良い解釈をする、これがよかったのだという目的を見出すといった意識が大切です。

最初のうちは、「とはいってもねー」と自分自身に反論したくなることもあると思いますが、良い解釈をすることを続けていくことによってプラスのスパイラルを生むことができます。

「べき」思考を考えなおす

もう一つ、私たちの心を深いにさせる捉え方が「べき思考」です。

「●●すべき」「こうあるべき」という強い呪縛のような思考のことです。

 

自分を責めてしまうタイプの人は、この思考が自分自身に働いてしまいます。

「●●すべき」「こうあるべき」と自らの行動に対して必要以上にプレッシャーをかけ、がんじがらめになってしまいがちです。

その結果、思い通りにならなかったときに、さらに自分を攻めてしまうという悪循環に陥り、苦しんでしまいます。

 

他人を責めてしまうタイプの人は、この思考が他人に対して働いてしまいます。

すると、思い通りにならない相手に対して腹を立てたり、批判したりしてしまいます。

 

いずれにしても、物事に対しての融通が利きにくく、気持ちのゆとりが生まれません。

「良い就職をするためには良い大学にいくべき」だと思い、そのためには「しっかり受験勉強をすべき」だと思ってしまいます。

でも、本当は受験勉強など嫌いで将来の役に立たないのではないかと悩んでいる。他にやりたいことがあるのにそれを我慢しなければならないというプレッシャーに悩んでしまう。

親にも言われているし、自分でも「良い大学にいくべき」だと考えている。でも、「本当は受験勉強なんてしたくない」と思って葛藤している。

「べき」思考にとらわれて、自分の気持ちに向き合わないので、自分自身の中での整合性がとれずに心のバランスを崩しているのです。

 

悩み事の多くは、「やるべき」ことはわかっているのだけど「やりたくない」「やる気が起きない」という思考と感情のギャップです。

気持ちがついていかないと、行動に移すのは至難の業です。反対に、気持ちがあれば行動を起こすことは比較的容易です。

何かをしようとするときに「仕方がない」という理由付けや、できない「言い訳」を考え始めた時点で、それは「やりたくないこと」「気が向かないこと」なのです。

 

たとえば、予定のない休日に友人から会わないかと連絡がはいったと仮定します。

これから準備をするのが面倒だと思いつつも、会いたい気持ちが強ければ即行動に移しますし、そうでなければ「今週は疲れているから体を休めなければならない」などと断る理由を探し始めるでしょう。

 

迷いは自分の心からのメッセージである

仕事を始めとして、やらなければならないことはたくさんあります。だからこそ取捨選択が必要なのです。

迷いは、自分の心からのメッセージだと思って、迷ったら「本当に自分に必要なことなのか」と自分の気持ちに向きあってみましょう。

そして、「やるべき」ことだけど、「やらなくてもよいこと」に過剰なエネルギーを使いすぎないことが大切です。

 

たとえば、主婦の方が、家族には手料理を食べさせるべきだという強い思考があれば、お惣菜を買うことに罪悪感を覚えます。

夫が同じ思考を持っていた場合に、妻が買ってきたお惣菜を見て「手抜き」だと腹が立つわけです。

 

「べき」志向は、気持ちのゆとりを奪い、あたかも他に選択肢のない正論のように自分自身や相手を追い詰めてしまいます。

自分の気持ちを大切にして、そこまでして「すべき」ことなのかを自分の心に効いてみてください。

そして、少しずつ「べき」思考を手放していくことが重要です。

 

ちょっとした捉え方の差が、気持ちのゆとりに大きな違いを生んでいきます。

是非、思考グセを「プラス思考」に、そして「柔軟」に物事に対処できるように意識することを試してみてください。

それだけでも人生を変えることができるだけの大きなパワーとなります。

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