夏休み
2017/07/24
全国の小中学校の多くは、明日7月21日から夏休みに入ります。
現在住んでいる沖縄県那覇市も、小中学校は明日から夏休みです。
那覇市は2学期制をとっている学校が多いので、夏休みの終わりは8月中旬となります。
私は子供時代を長崎市で過ごしました。
そのころは3学期制が普通で、夏休みは7月20日から8月31日までの42日間というのが一般的でした。
小学校6年間で6回の夏休みを過ごしたことになりますが、夏休みの思い出といえば、父母の実家に遊びに行って、祖父母との交流があります。
父の故郷は鹿児島県の離島でした。小学校時代には1度だけ遊びに行って、
長崎から長崎本線の急行列車で鳥栖まで行き、鹿児島本線に乗り換えて西鹿児島まで行きました。
さらに鹿児島新港から船で4時間かけて移動しました。
祖母に連れられて田んぼに行ったことを思い出します。
田んぼの脇にはスイカが植えてあり、その場でスイカを収穫して近くの川で冷やし、スイカ割をしました。
また、海が近かったので、みんなで海に行き、タコや貝を拾ってその場で火をおこして鍋で煮て食べました。
自然豊かな田舎が珍しく、今でもくっきりとその日のことを覚えています。
母の故郷は千葉県柏市でした。小学校時代には3回ほど夏休みに遊びに行きました。
長崎から東京までは寝台特急「さくら」号が走っており、寝台車に乗っての旅行は楽しい思い出です。
3回のうち1回はお金がなくて寝台特急に乗れず、長崎から東京まで夜行急行の普通席に乗りました。
寝台車のように横になることができなかったので、4人掛けの座席の下に新聞紙を敷いてそこに寝たことを覚えています。
大変でしたが、今では楽しい思い出です。
母親の弟や妹に、上野動物園や浅草に連れていってもらって楽しかったことを思い出します。
祖父も健在で、今はなき「船橋ヘルスセンター」に連れていってもらいました。
今から思うと、小学校時代はいろいろなところに連れていってもらいました。
その時の影響か、今でも旅行が好きです。
沖縄に移り住んでから唯一残念なのが、鉄道旅行ができなくなってしまったことです。
本土に住んでいれば、電車の旅は比較的簡単にできますが、沖縄からだと飛行機代がかかるので、簡単には行けません。
沖縄の子供たちも夏休みにはいろいろな体験をすると思いますが、電車の旅の経験が簡単にできないのがちょっとかわいそうです。
子供時代の体験というのは、いくつになっても覚えているもので、人生の過ごし方にも影響を与えるものだと思います。
今年は時間的に余裕があるので、たまには夏休みを楽しむ時間が持てればいいなと思います。