広島原爆の日
８月６日は広島に原爆が投下された日です。
普段は自分年金作りのために活動していますが、この時期だけは過去の戦争のことについて考えることにしています。
今年は、オバマ大統領が広島原爆ドームを訪問し、世界的にニュースになりました。若い人の中には、広島・長崎に原爆が投下されたことを知らない人もいるかもしれませんが、オバマ大統領の訪問によって、原爆投下の事実が世界中に配信されました。
私は幼少期に長崎市で過ごしました。小学校の友達には原爆２世が何人かいました。彼らは白血病を持っていて、若くして亡くなりました。身近に原爆の影響を受けた人達がいたためか、原爆投下については小さい頃から知っており、原爆資料館等で学習したりしました。
戦後７０年、日本は戦争をすることなく、平和な国家として繁栄してきました。しかしながら、最近の世界情勢の変化や、テロ事件の多発などにより、日本に住んでいても否応なく紛争に巻き込まれる可能性を感じています。
一昨年から沖縄に移住しました。沖縄では米軍の基地問題がずーっと続いています。沖縄県と国の対立が激化し、国の強硬姿勢がかいま見られるようになりました。
原爆投下の事実も、沖縄米軍基地問題も、現地に住んでみて初めてわかることがあるような気がします。世間ではいろいろな意見を持った人がいろいろなことを言っていますが、少なくとも現地のことを勉強してから発言してもらいたいと思います。