英語がしゃべれるようになりたい(英語上達法)
2017/10/24
英語がしゃべれるようになりたいと考える人はたくさんいるようです。
日本人は、中学、高校、大学とずっと英語を勉強してきています。
最近では小学校でも英語を教えているようです。
それでも英語をしゃべることのできる日本人が増えないのはなぜでしょうか?
一番の原因は、英語をしゃべらなくても生活ができるからです。
語学はコミュニケーションツールにすぎません。切羽詰まれば英語がしゃべれるようになります。
海外旅行で英語を母国語としない国に行った時、観光客相手の商売をしている人は例外なく英語がしゃべれます。
もちろん、文法的に正しいかなど突っ込みを入れたらブロークンイングリッシュかもしれません。
でも、彼らは英語で観光客とコミュニケーションをとり、生きているのです。
英語がしゃべれないと生きていけないので、必死で英語を覚えるわけです。
したがって、私の考える手っ取り早い英語上達法は、自分を英語がしゃべれないと生きていけない状況に追い込むことです。
漫然と「英語がしゃべれるようになるとカッコいいなー」と考えているくらいでは、絶対に英語は上達しません。
英語ができなくても今の日本は生きていくのには不自由しません。ですから、無理に英語を勉強しなくても良いのです。
しかしながら、英語ができるのとできないのでは、いろいろな面で差がでてきます。
一番大きいのは、収入の面で差が出てくることです。
古くは、日産自動車のように、社長が外国人の場合、英語でコミュニケーションがとれないと絶対出世できません。
英語を公用語にした楽天のような会社でも、英語でコミュニケーションがとれないと仕事になりません。
昨今のようなグローバル化の進んだ社会では、共通のコミュニケーションツールとして英語が世界標準言語として定着しています。
とすれば、英語という武器を持たないで戦いに挑むのは無謀な話です。
海外旅行の場合も、英語ができるのとできないのでは、コストが違ってきます。
世界の観光名所ではガイドがいますが、日本語のガイドツアーはとても高額です。英語のガイドツアーであれば、安いものがいくらでもあります。
また、英語ができれば最低限どこでも旅行ができます。(ただし、南米だけはちょっと事情が違いましたが)
結論としては、英語はできたほうが良いということです。
英語ができるといっても、そのレベルにはピンからキリまであります。
同時通訳レベルやネイティブスピーカーレベルから、なんとかコミュニケーションが取れるレベルまで様々です。
重要なことは、自分が目指すレベルはどこなのかと見極めて、それに向かって努力することです。
私は現在TOEIC900の英語力です。 英語の能力を評価する指標はいろいろありますが、TOEICは比較的客観的に英語力が評価できるので、私は自分の英語力を評価する指標として使っています。
元々私は英語が大嫌いでした。できれば英語を勉強したくなかったのですが、大学受験の必須科目なので、いやいや勉強をしていました。
大学卒業後、就職した会社で最初にTOEICを受験させられました。その時の成績は400点でした。散々な成績でした。
そこから紆余曲折があり、TOEICで900を取ったのは、53歳の時です。
次回からは、私がどのようにして英語を身につけていったかを書いていきたいと思います。